ヘルペスウイルスが原因となるのはどれか。
ヘルペスウイルスが原因となるのはどれか。
- ⑴ 糸状角膜炎糸状角膜炎はドライアイや上輪部角結膜炎などに伴い、ウイルスが原因ではありません。
- ⑵ 樹枝状角膜炎単純ヘルペスウイルスによる角膜上皮炎で、樹枝状の潰瘍が特徴です。
- ⑶ 帯状角膜変性帯状角膜変性は角膜へのカルシウム沈着です。
- ⑷ フリクテン性角結膜炎フリクテン性角結膜炎はブドウ球菌などの抗原に対する免疫反応です。
- ⑸ Fuchs 角膜内皮ジストロフィFuchs角膜内皮ジストロフィは遺伝性の角膜内皮疾患です。
解説
正解は⑵です。樹枝状角膜炎は単純ヘルペスウイルス1型による角膜上皮の感染症で、フルオレセイン染色で末端が膨らんだ(terminal bulb)木の枝状の潰瘍がみられるのが特徴です。角膜知覚の低下を伴い、治療には抗ウイルス薬(アシクロビル眼軟膏)を用います。ステロイドの点眼は上皮型を悪化させるため注意が必要です。糸状角膜炎はドライアイなど、帯状角膜変性はカルシウムの沈着、フリクテンは細菌抗原への免疫反応、Fuchs角膜内皮ジストロフィは遺伝性の内皮疾患です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成