輻湊近点検査で正しいのはどれか。2 つ選べ。
輻湊近点検査で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 17 cm は正常である。正常値はおおむね10cm以内で、17cmは輻湊不全が疑われます。
- ⑵ 緊張性輻湊を測定する。緊張性輻湊は安静位に関わる輻湊で、輻湊近点検査で測るものではありません。
- ⑶ 眼球回旋点を基準にする。輻湊近点は眼球回旋点からの距離で表します。
- ⑷ 検査中の瞳孔径は不変である。近見反応により、視標が近づくと瞳孔は縮小します。
- ⑸ 視標は遠くから近くに移動させる。視標は遠方から鼻根部へ向けてゆっくり近づけます。
解説
正解は⑶と⑸です。輻湊近点検査は、視標を遠くから鼻根部へ向かってゆっくり近づけ、両眼の輻湊が保てなくなり片眼が外へそれた位置(または複視を自覚した位置)を輻湊近点とする検査です。距離は眼球回旋点(角膜頂点から約13mm後方)を基準に表します。正常値はおおむね10cm以内で、17cmは輻湊不全が疑われる値です。測定しているのは主に融像性・調節性輻湊を含む随意的な輻湊で、近づけるにつれて近見反応により瞳孔は縮小します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成