円錐角膜で正しいのはどれか。
円錐角膜で正しいのはどれか。
- ⑴ 片眼性が多い。左右差はあっても両眼性のことが多いです。
- ⑵ 角膜実質が肥厚する。角膜実質は肥厚ではなく菲薄化します。
- ⑶ 高齢で発症しやすい。思春期ごろに発症し、若年で進行します。
- ⑷ 診断には角膜形状解析が有用である。角膜形状解析で突出や不正乱視を捉えることが診断に有用です。
- ⑸ 初期にはソフトコンタクトレンズの装用が治療となる。不正乱視の矯正にはハードコンタクトレンズを用います。
解説
正解は⑷です。円錐角膜は、角膜の中央からやや下方が菲薄化して前方へ円錐状に突出する疾患で、思春期ごろに発症して進行し、両眼性のことが多いです。不正乱視と近視が進むため、診断には角膜の形状を詳しく調べる角膜形状解析(トポグラフィ、トモグラフィ)が有用で、初期の検出にも役立ちます。角膜実質は肥厚ではなく菲薄化します。矯正にはハードコンタクトレンズが中心で、ソフトコンタクトレンズでは不正乱視を矯正できません。進行例には角膜クロスリンキングも行われます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成