身体表現性障害〈心因性視能障害〉と弱視との鑑別に有用でないのはどれか。
身体表現性障害〈心因性視能障害〉と弱視との鑑別に有用でないのはどれか。
- ⑴ 性差心因性は女児に多い傾向があり、鑑別の手がかりになります。
- ⑵ 静的視野静的視野で不自然な結果が出ることがあり、鑑別に役立ちます。
- ⑶ 動的視野動的視野で管状視野やらせん状視野がみられ、鑑別に役立ちます。
- ⑷ 発症年齢心因性は学童期に多く、弱視は乳幼児期からなので鑑別に役立ちます。
- ⑸ 裸眼視力どちらも裸眼視力が低下するため、裸眼視力だけでは鑑別できません。
解説
正解は⑸です。身体表現性障害(心因性視覚障害)は、8〜12歳ごろの学童、特に女児に多く、それまで視力が良好だった子に突然の視力低下が生じます。視野検査では動的視野で管状視野やらせん状視野、静的視野でも不自然な結果がみられます。一方、弱視は乳幼児期からの屈折異常や斜視が背景にあり、性差は目立ちません。両者とも裸眼視力は低下しているため、裸眼視力の値だけでは区別できません。レンズ打ち消し法による矯正視力の向上も鑑別に役立ちます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成