前房蓄膿をきたすのはどれか。
前房蓄膿をきたすのはどれか。
- ⑴ 老人環老人環は角膜周辺部への脂質沈着で、炎症を伴いません。
- ⑵ 円錐角膜円錐角膜は角膜の形態異常で、前房蓄膿はきたしません。
- ⑶ 角膜真菌症真菌による角膜感染症で、強い炎症により前房蓄膿をきたします。
- ⑷ 水疱性角膜症水疱性角膜症は内皮障害による角膜浮腫で、前房蓄膿はきたしません。
- ⑸ 単純ヘルペス角膜炎単純ヘルペス角膜炎は通常前房蓄膿をきたしません。
解説
正解は⑶です。角膜真菌症はフザリウムやカンジダなどの真菌による角膜感染症で、植物による外傷やコンタクトレンズ、ステロイド点眼が誘因となります。羽毛状の辺縁をもつ灰白色の潰瘍や衛星病巣がみられ、炎症が強いと前房蓄膿をきたします。老人環は角膜周辺部の脂質沈着、円錐角膜は角膜の菲薄化と突出、水疱性角膜症は内皮障害による浮腫、単純ヘルペス角膜炎は樹枝状潰瘍などを示し、通常前房蓄膿はきたしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成