暗所で瞳孔不同が著明になる疾患はどれか。
暗所で瞳孔不同が著明になる疾患はどれか。
- ⑴ 外傷性散瞳外傷性散瞳では患眼が縮瞳できないため、明所で瞳孔不同が著明になります。
- ⑵ Adie 症候群Adie症候群では患眼が散瞳しており、明所で瞳孔不同が著明になります。
- ⑶ 動眼神経麻痺動眼神経麻痺では患眼が散瞳しており、明所で瞳孔不同が著明になります。
- ⑷ Horner 症候群患眼が暗所で散瞳しにくいため、暗所で瞳孔不同が著明になります。
- ⑸ 有機リン中毒有機リン中毒は両眼の縮瞳を起こし、瞳孔不同は特徴ではありません。
解説
正解は⑷です。Horner症候群では交感神経が障害されて患眼の瞳孔散大筋が働かず、縮瞳します。明所では両眼とも縮瞳するため瞳孔不同は目立ちませんが、暗所では健眼が散瞳する一方で患眼は散瞳しにくいため、瞳孔不同が著明になり、散瞳の遅れ(dilation lag)もみられます。外傷性散瞳、Adie症候群、動眼神経麻痺は患眼が散瞳しているため明所で瞳孔不同が著明になり、有機リン中毒は両眼の縮瞳を起こします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成