外眼筋の腫大を生じないのはどれか。
外眼筋の腫大を生じないのはどれか。
- ⑴ 甲状腺眼症甲状腺眼症では下直筋や内直筋などの筋腹が腫大します。
- ⑵ 悪性リンパ腫悪性リンパ腫は眼窩内に浸潤し、外眼筋の腫大を生じることがあります。
- ⑶ 特発性眼窩炎症特発性眼窩炎症の筋炎型では外眼筋が腫大します。
- ⑷ IgG4関連眼疾患IgG4関連眼疾患では涙腺腫大に加えて外眼筋の腫大がみられることがあります。
- ⑸ 慢性進行性外眼筋麻痺CPEOでは外眼筋が萎縮し、腫大は生じません。
解説
正解は⑸です。慢性進行性外眼筋麻痺(CPEO)はミトコンドリア異常による筋疾患で、外眼筋が徐々に萎縮・筋力低下し、両眼の眼瞼下垂と全方向の眼球運動制限を示します。筋は腫大せず、画像ではむしろ細くなります。甲状腺眼症では筋腹が腫大し、悪性リンパ腫は眼窩内でびまん性に浸潤して筋を腫大させることがあります。特発性眼窩炎症(眼窩筋炎)やIgG4関連眼疾患でも、外眼筋の腫大がみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成