甲状腺眼症で誤っているのはどれか。
甲状腺眼症で誤っているのはどれか。
- ⑴ 上転障害が多い。下直筋の伸展障害で上転障害が多く、正しい記述です。
- ⑵ 眼球突出がみられる。外眼筋や眼窩脂肪の腫大で眼球突出がみられ、正しい記述です。
- ⑶ Graefe 徴候がみられる。下方視で上眼瞼の下降が遅れるGraefe徴候がみられ、正しい記述です。
- ⑷ 眼圧がむき眼位で変化する。上方視で下直筋が眼球を圧迫し眼圧が上昇するため、正しい記述です。
- ⑸ 朝より夕方で症状が悪化する。夕方に悪化する日内変動は重症筋無力症の特徴です。
解説
正解は⑸です。甲状腺眼症は、自己免疫により外眼筋や眼窩脂肪が腫大・線維化する疾患で、眼球突出、上眼瞼後退、下方視で上眼瞼の下降が遅れるGraefe徴候などがみられます。外眼筋では下直筋が最も侵されやすく、その伸展障害で上転障害が多くみられます。上方視では硬くなった下直筋が眼球を圧迫して眼圧が上昇するため、むき眼位で眼圧が変化します。朝より夕方に症状が悪化する日内変動は重症筋無力症の特徴で、甲状腺眼症の特徴ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成