緑内障について正しいのはどれか。2つ選べ。
緑内障について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 眼圧は正常範囲内でも発症する。正常眼圧緑内障のように、眼圧が正常範囲内でも発症します。
- ⑵ 高眼圧は危険因子である。高眼圧は緑内障の最も重要な危険因子です。
- ⑶ 視細胞が障害される。障害されるのは網膜神経節細胞で、視細胞ではありません。
- ⑷ スペキュラーマイクロスコープが診断に有用である。スペキュラーマイクロスコープは角膜内皮の検査で、診断には用いません。
- ⑸ EOG で異常を呈する。EOGは網膜色素上皮の機能検査で、緑内障では異常を呈しません。
解説
正解は⑴と⑵です。緑内障は網膜神経節細胞とその軸索が障害され、特徴的な視神経乳頭の変化と視野障害を来す疾患です。眼圧が正常範囲内でも発症し(正常眼圧緑内障)、日本人では緑内障の約7割を占めます。一方で高眼圧は最も重要な危険因子で、眼圧を下げることが唯一確立した治療です。視細胞ではなく神経節細胞が障害されるため、視細胞や網膜色素上皮の機能を反映するERGやEOGは基本的に正常です。スペキュラーマイクロスコープは角膜内皮の検査です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-10.html)を加工して作成