「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障…
「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患」を定義とするのはどれか。
- ⑴ 黄斑低形成黄斑低形成は黄斑の発達異常で、この定義には当たりません。
- ⑵ 高眼圧症高眼圧症は視神経と視野に異常がない状態で、緑内障とは区別されます。
- ⑶ 高血圧網膜症高血圧網膜症は高血圧による網膜血管の変化です。
- ⑷ 白内障白内障は水晶体の混濁で、この定義には当たりません。
- ⑸ 緑内障緑内障診療ガイドラインにおける緑内障の定義です。
解説
正解は⑸です。日本緑内障学会の緑内障診療ガイドライン(第5版、2022年)では、緑内障を「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患」と定義しています。眼圧が正常範囲でも視神経障害があれば緑内障に含まれます。高眼圧症は眼圧が高くても視神経と視野に異常がない状態で、緑内障とは区別されます。黄斑低形成、高血圧網膜症、白内障は眼圧とは関係のない疾患です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成