ソクマル視能訓練士

68 歳の男性。昨日の夕方から視野が見えづらいと訴えて来院した。20 年来の糖尿…

68 歳の男性。昨日の夕方から視野が見えづらいと訴えて来院した。20 年来の糖尿病治療歴がある。視力は右0.6(0.7×+0.50 D ○ cyl-1.25 D 90°)、左0.3(0.8×+0.75 D ○ cyl-1.00 D 90°)。前眼部所見として初期白内障を認めた。当日施行した頭部MRI(別冊No. 7A)を別に示す。右後頭葉に所見を認める。別に示す視野検査の結果(別冊No. 7B①〜⑤)のうち、この患者のものはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。MRIと視野は確認できませんが、糖尿病のある高齢者で、前日から急に視野の見えづらさを自覚し、右後頭葉に所見(脳梗塞)を認めています。右後頭葉の視覚野が障害されると、左側の視野が両眼とも欠ける左同名半盲を生じ、後大脳動脈領域の梗塞では黄斑部が保たれる(黄斑回避)こともあります。正答から、④がこの左同名半盲を示す視野と考えられます。視力は初期白内障などで軽度低下していますが、半盲の原因ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成

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