成人の正視眼を超音波で計測し、得られた値を眼球の模型の値と照らし合わせて説明する…
成人の正視眼を超音波で計測し、得られた値を眼球の模型の値と照らし合わせて説明することになった。成人の眼の代表的な値として正しいのはどれか。
- ⑴ 角膜を正面から見たときの横の直径は、およそ6 mmである。成人の角膜の横径は約11〜12 mmです。6 mmでは小角膜にあたります。
- ⑵ 角膜の後面から水晶体の前面までの前房の深さは、およそ3 mmである。成人の前房の深さは約3 mmです。遠視眼や高齢者では浅くなる傾向があります。
- ⑶ 調節を休ませたときの眼全体の屈折力は、およそ20 Dである。眼全体の屈折力は約60 Dです。約20 Dは水晶体のおおよその屈折力にあたります。
- ⑷ 水晶体の後面から網膜の表面までの硝子体腔の長さは、およそ8 mmである。眼軸長約24 mmのうち硝子体腔は約16 mmを占め、眼の中でもっとも長い部分です。
- ⑸ 水晶体の前面から後面までの厚さは、およそ10 mmである。成人の水晶体の厚さは約4 mmで、年齢とともに少しずつ厚くなります。10 mmは大きすぎます。
解説
正しいのは、前房の深さがおよそ3 mmであることです。成人の眼軸長は約24 mmで、そのうち角膜の厚さが約0.5 mm、前房が約3 mm、水晶体が約4 mm、硝子体腔が約16 mmを占めます。角膜の横径は約11〜12 mm、眼全体の屈折力は約60 Dで、水晶体の屈折力は約20 Dです。前房は遠視眼や加齢で浅くなり、隅角閉塞の起こりやすさにつながります。
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