ソクマル歯科医師

要介護高齢者の上顎右側犬歯歯頸部の口腔内写真(別冊No. 4)を別に示す。齲蝕病…

要介護高齢者の上顎右側犬歯歯頸部の口腔内写真(別冊No. 4)を別に示す。齲蝕病巣に探針を挿入できるが、引き抜く際に抵抗があった。適切な対応はどれか。2 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵と⑶です。写真は提示されていませんが、要介護高齢者の歯頸部の根面齲蝕で、探針は挿入できるが引き抜く際に抵抗がある(革様の硬さが残る)ことから、切削せずに進行を抑制できる段階の病変と考えられます。要介護高齢者では切削・修復が困難なことも多く、フッ化物の応用による再石灰化療法と、フッ化ジアンミン銀の塗布で齲蝕の進行を抑制します。経過観察だけでは進行するおそれがあり、次亜塩素酸ナトリウムは根管洗浄、水酸化カルシウム製剤は覆髄に用いるもので、本例には適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

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