初期活動性根面齲蝕の非侵襲的な管理で正しいのはどれか。2 つ選べ。
初期活動性根面齲蝕の非侵襲的な管理で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 深さ2 mm 以下の齲窩を対象とする。非侵襲的管理の対象は深さ0.5mm未満程度の浅い病変で、2mmは深すぎます。
- ⑵ 活動性はエックス線画像で判断する。活動性は表面の硬さや色、光沢などを視診と触診で判断します。
- ⑶ 歯髄保護にボンディング材塗布を行う。切削しない非侵襲的管理では、歯髄保護のボンディング材塗布は行いません。
- ⑷ 高濃度フッ化物配合歯磨剤の使用で非活動性に変化する。高濃度フッ化物配合歯磨剤で再石灰化が進み、非活動性に変化します。
- ⑸ 38%フッ化ジアンミン銀の塗布は進行抑制を目的とする。フッ化ジアンミン銀は齲蝕の進行抑制を目的として塗布します。
解説
正解は⑷と⑸です。初期活動性根面齲蝕は、齲窩の深さが0.5mm未満程度で、軟らかく光沢があるかどうかなど視診と触診で活動性を判断します。非侵襲的な管理では、5,000ppm程度の高濃度フッ化物配合歯磨剤を用いると再石灰化により非活動性に変化することが知られており、38%フッ化ジアンミン銀の塗布も進行抑制を目的として行われます。切削を伴わないため、歯髄保護のためのボンディング材は不要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成