補綴装置の脱離を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No. 33A)とエック…
補綴装置の脱離を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No. 33A)とエックス線画像(別冊No. 33B)を別に示す。感染歯質除去の次に行うのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 隔壁形成隔壁で防湿と仮封を確実にし、根管の再汚染を防ぎます。
- ⑵ 支台築造支台築造は感染根管治療を終えてから行います。
- ⑶ 感染根管治療感染根管治療は隔壁を形成して防湿できる状態にしてから行います。
- ⑷ 歯冠長延長術歯冠長延長術は必要な場合に検討しますが、感染歯質除去の直後の処置とはされていません。
- ⑸ 歯根尖切除術歯根尖切除術は通常の根管治療で治癒しない場合の外科的処置です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。写真とエックス線画像は見られないため一般的な手順から説明します。補綴装置が脱離した歯で歯冠部の歯質が大きく失われ、感染根管治療が必要な場合には、感染歯質を除去した後、レジンなどで隔壁を形成します。隔壁によりラバーダム防湿が可能となり、仮封の確実性が高まって唾液による根管の再汚染を防げます。その後に感染根管治療を行い、支台築造へ進みます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成