上顎前歯部にレジン前装ブリッジを製作することとした。口腔内で支台歯とフレームワー…
上顎前歯部にレジン前装ブリッジを製作することとした。口腔内で支台歯とフレームワークの適合を確認後に常温重合レジンで固定し、ろう付け後に口腔内で再度試適したところ支台歯に適合しなくなった。不適合の原因で考えられるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 不十分な固定固定が不十分だと、ろう付けまでの間に各部の位置関係がずれます。
- ⑵ 支台歯形成量の不足支台歯形成量の不足は、ろう付け前の試適の段階で問題となります。
- ⑶ 歯型のトリミング不足歯型のトリミング不足は、ろう付け前の試適で既に不適合となるはずです。
- ⑷ 支台歯の不鮮明な印象不鮮明な印象は、ろう付け前の試適で既に不適合となるはずです。
- ⑸ 埋没材の不適切な混水比混水比が不適切だと加熱時の膨張や変形で位置関係が狂います。
解説
正解は⑴と⑸です。ろう付けでは、口腔内で位置関係を記録したフレームワークを常温重合レジンで固定し、ろう付け用埋没材に埋没してから加熱してろう付けします。口腔内での適合は確認できているため、固定が不十分で取り外しや運搬中に位置がずれた場合や、埋没材の混水比が不適切で加熱時の膨張や変形が生じた場合に、ろう付け後の位置関係が狂って不適合となります。形成量や印象、歯型の問題なら最初の試適で不適合になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成