片麻痺があり、咽頭残留や誤嚥のリスクが高い摂食嚥下障害患者への食事時の指導で正し…
片麻痺があり、咽頭残留や誤嚥のリスクが高い摂食嚥下障害患者への食事時の指導で正しいのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 頸部を健側に向ける。頸部は患側に向けて患側の咽頭を狭め、健側を通過させます。
- ⑵ 体幹は健側を下にする。健側を下にすると、重力で食塊が健側の咽頭を通りやすくなります。
- ⑶ 複数回嚥下を心がける。1口につき何回か嚥下することで、咽頭残留を除去できます。
- ⑷ 液体にはとろみをつける。とろみで流れる速度を遅くし、誤嚥を防ぎます。
- ⑸ ペースを早めて食事時間を短くする。ペースを早めると誤嚥や咽頭残留が増えるため、ゆっくり食べます。
解説
正解は⑵⑶⑷です。片麻痺のある患者では、体幹を健側が下になるように傾けると、重力で食塊が健側の咽頭を通りやすくなります。また頸部は患側に回旋させると患側の梨状窩が狭くなり、食塊が健側を通過しやすくなるため、健側に向けるのは誤りです。咽頭残留を除くために複数回嚥下を行い、液体はとろみをつけて咽頭への流入速度を遅らせます。食事はゆっくりしたペースで行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成