高齢者の脱水を疑う臨床所見はどれか。1 つ選べ。
高齢者の脱水を疑う臨床所見はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 徐脈循環血液量の減少を補うため、脈拍はむしろ増加します。
- ⑵ 血圧上昇体液量の減少により血圧は低下傾向となります。
- ⑶ 尿量増加体内の水分を保つため尿量は減少します。
- ⑷ 頸静脈怒張頸静脈怒張は体液過剰や心不全でみられる所見です。
- ⑸ 皮膚緊張度低下皮膚の弾力が落ち、つまんだ皮膚の戻りが遅くなります。
解説
正解は⑸です。高齢者の脱水では、皮膚をつまんで離した後に元に戻るまで時間がかかる皮膚緊張度(ツルゴール)の低下や、口腔・腋窩の乾燥が重要な所見となります。体液量が減少するため循環を保とうとして頻脈となり、血圧は低下傾向、尿量は減少して濃縮尿となり、頸静脈は虚脱します。高齢者は口渇を感じにくいため、これらの所見から早期に気付くことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成