高齢者の転倒で骨折頻度が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
高齢者の転倒で骨折頻度が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 鼻骨鼻骨骨折は顔面の打撲で起こりますが、高齢者の転倒骨折として最多ではありません。
- ⑵ 下顎骨下顎骨骨折は顔面外傷で起こり得ますが、転倒骨折の中で頻度は高くありません。
- ⑶ 肩甲骨肩甲骨は厚い筋肉に覆われており、骨折頻度は低い部位です。
- ⑷ 大腿骨骨粗鬆症を背景に、転倒で大腿骨近位部骨折を起こしやすくなります。
- ⑸ 尾骨尾骨骨折は尻もちで起こり得ますが、頻度は大腿骨より低いです。
解説
正解は⑷です。高齢者は骨粗鬆症により骨が脆弱になっており、転倒時に大腿骨近位部(大腿骨頸部・転子部)を骨折しやすくなります。大腿骨近位部骨折は寝たきりや要介護の大きな原因となるため、転倒予防が重要視されています。高齢者に多い骨折としては、ほかに脊椎の圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折があり、選択肢の中では大腿骨が最も頻度の高い部位です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成