CT(別冊No. 31)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。
CT(別冊No. 31)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 静脈石静脈石は血管腫や静脈奇形の中にみられる同心円状の石灰化です。
- ⑵ 扁桃結石扁桃結石は口蓋扁桃の部位に生じ、頸動脈分岐部とは位置が異なります。
- ⑶ 顎下腺管内唾石顎下腺管内唾石は口底部の顎下腺管の走行に沿ってみられます。
- ⑷ 茎状突起の過長茎状突起の過長は側頭骨から前下方へ伸びる骨性構造としてみられます。
- ⑸ 頸動脈の石灰化頸動脈分岐部付近に生じる動脈硬化性の石灰化で、脳梗塞のリスク因子です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。画像は見られないため一般的な所見から説明します。CTで下顎角の後下方、頸動脈分岐部付近に沿って点状・線状の石灰化がみられる場合は頸動脈の石灰化(動脈硬化性の石灰化プラーク)が考えられます。パノラマエックス線画像でも偶然発見されることがあり、脳梗塞のリスク因子として医科への情報提供が勧められます。静脈石は血管腫内、唾石は顎下腺管内、扁桃結石は口蓋扁桃部に位置する点で区別します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成