乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいの…
乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 0.5 mm ― シャンファー0.5mmでは既製冠の厚みに対してクリアランスが不足し、マージン形態も誤りです。
- ⑵ 0.5 mm ― ナイフエッジマージン形態は正しいものの、0.5mmではクリアランスが不足します。
- ⑶ 1.0~1.5 mm ― シャンファークリアランス量は適切ですが、既製冠ではシャンファーは付与しません。
- ⑷ 1.0~1.5 mm ― ナイフエッジ咬合面に1.0〜1.5mmのクリアランスを確保し、マージンはナイフエッジとします。
- ⑸ 2.0 mm ― シャンファー2.0mmは削除量が過大で、シャンファーも既製冠には適しません。
解説
正解は⑷です。乳歯用既製金属冠の支台歯形成では、咬合面に1.0〜1.5mm程度のクリアランスを確保し、隣接面はスライスカットで平行に削除して、歯頸部はナイフエッジ(フェザーエッジ)状に仕上げます。既製冠は歯頸部で冠縁を内側に絞って歯頸部のアンダーカットに適合させて保持を得るため、段差のあるシャンファーやショルダーは付与しません。段差があると冠縁が適合せず、歯肉を刺激する原因になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成