3 歳児の上顎乳中切歯への外傷で抜歯が選択されるのはどれか。2 つ選べ。
3 歳児の上顎乳中切歯への外傷で抜歯が選択されるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 露髄を伴わない歯冠破折露髄を伴わない歯冠破折は、コンポジットレジン修復などで保存できます。
- ⑵ 露髄を伴う歯冠破折露髄を伴う歯冠破折は、断髄や抜髄などの歯髄処置により保存が可能です。
- ⑶ 歯冠から歯槽骨縁下におよぶ歯の破折歯槽骨縁下に及ぶ破折は修復が困難で感染源となるため、抜歯が選択されます。
- ⑷ 歯頸側1/3 の歯根破折歯頸側1/3の歯根破折は歯冠側破折片の保存が難しく、乳歯では抜歯が選択されます。
- ⑸ 根尖側1/3 の歯根破折根尖側1/3の歯根破折は歯冠側の安定が得やすく、経過観察などで保存できることが多いです。
解説
正解は⑶と⑷です。乳歯の外傷では、後継永久歯への影響と保存の可能性を考えて抜歯を判断します。歯冠から歯槽骨縁下に及ぶ歯冠歯根破折は、破折片を除去すると歯肉縁下に深く及んで修復できず、感染源となるため抜歯が選択されます。歯頸側1/3の歯根破折も歯冠側破折片の固定が難しく、保存が困難なため抜歯とします。露髄の有無に関わらない歯冠破折は修復や歯髄処置で、根尖側1/3の歯根破折は経過観察で対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成