定型発達の2 歳児へ歯科治療を行ううえで正しいのはどれか。2 つ選べ。
定型発達の2 歳児へ歯科治療を行ううえで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ TEACCH 法を用いる。TEACCH法は自閉スペクトラム症児などへの視覚的構造化による支援法で、定型発達の2歳児には用いません。
- ⑵ Tell-Show-Do 法を用いる。Tell-Show-Do法は言語理解が進んだ3歳以降で有効で、2歳児では効果が期待しにくいです。
- ⑶ 保護者を同席させずに行う。2歳児では母子分離が難しく、保護者が同席したほうが安心して治療を受けやすいです。
- ⑷ 緊急性のある処置は短時間で行う。協力が得にくい年齢のため、緊急性のある処置に限って短時間で行います。
- ⑸ 体動のコントロールに重点を置く。安全確保のため、体動のコントロールに重点を置いて処置を行います。
解説
正解は⑷と⑸です。定型発達の2歳児は言語による理解や協力がまだ十分でなく、説明によって治療への協力を得ることは難しい時期です。そのため、緊急性のある処置に限って短時間で済ませ、安全のために頭部や手足の体動のコントロール(保護者の抱っこや抑制具の使用など)に重点を置きます。Tell-Show-Do法は言葉の理解が進む3歳ころ以降で有効になり、TEACCH法は自閉スペクトラム症児への構造化した支援法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成