ソクマル歯科医師

5 年前から手と顎にふるえが生じている70 歳の女性。歩き始めの一歩が出にくいと…

5 年前から手と顎にふるえが生じている70 歳の女性。歩き始めの一歩が出にくいという。かかりつけの神経内科医からドパミンの前駆物質であるレボドパ〈L-dopa〉を処方されたところ症状が改善した。運動障害の原因となる変性が疑われるのはどれか。1 つ選べ。

解説

正解は⑵です。安静時振戦、すくみ足(歩き始めの一歩が出にくい)などの症状と、ドパミン前駆物質のレボドパで改善したことから、Parkinson病が考えられます。Parkinson病は中脳の黒質緻密部にあるドパミン作動性ニューロンが変性・脱落し、線条体へのドパミン供給が減ることで運動障害を生じます。歯科では振戦による清掃不良や嚥下障害、薬剤による口腔乾燥にも注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成

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