脳内でシナプス結合するニューロン(ア)とニューロン(イ)に生じた膜電位を図に示す…
脳内でシナプス結合するニューロン(ア)とニューロン(イ)に生じた膜電位を図に示す。アから放出されるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ ドパミンドパミンは主に代謝型受容体を介して神経活動を調節する伝達物質です。
- ⑵ ヒスタミンヒスタミンは主に代謝型受容体を介して覚醒などを調節します。
- ⑶ グルタミン酸脳内の主要な興奮性伝達物質で、速やかなEPSPを生じさせます。
- ⑷ エンケファリンエンケファリンは抑制性に働く内因性オピオイドペプチドです。
- ⑸ ノルアドレナリンノルアドレナリンは主に代謝型受容体を介して神経活動を調節します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。図は見られないため一般的な考え方で説明します。ニューロン(ア)の活動電位に続いてニューロン(イ)に脱分極性の興奮性シナプス後電位(EPSP)が生じている場合、アから放出されたのは興奮性の神経伝達物質と考えられます。脳内の主要な興奮性神経伝達物質はグルタミン酸で、AMPA受容体などに結合して陽イオンを流入させ、速やかなEPSPを生じさせます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成