19歳の女性。骨格性の下顎前突と顔の非対称があり、手術を併用した矯正歯科治療を計…
19歳の女性。骨格性の下顎前突と顔の非対称があり、手術を併用した矯正歯科治療を計画している。手術の前に行う検査と準備として適切なのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 正面と側面の頭部エックス線規格写真で、骨格のずれを評価する。正面と側面の両方から、前後的・垂直的・左右的なずれを評価します。
- ⑵ 歯列の模型を咬合器に付け、手術後の咬合を模型の上で確かめる。模型上で顎を動かして、手術後の咬合と移動量を事前に確かめます。
- ⑶ CTで、骨切りの部位の近くを通る下歯槽神経の走行を確かめる。神経の位置を把握すると、手術での神経の損傷を避ける計画が立てられます。
- ⑷ 手術の前に、上下の歯を抜去して義歯に置きかえておく。歯を残したまま咬合を整えることが目的で、すべての歯を抜くことはありません。
- ⑸ 骨切りの移動量は事前に決めず、手術中に術者が目で見て決める。移動量は事前の分析と模型での検討をもとに計画しておきます。
解説
適切なのは、正面と側面の頭部エックス線規格写真で骨格のずれと非対称を評価すること、歯列の模型を咬合器に付けて手術後の咬合を確かめること、CTで下歯槽神経の走行を確かめることの3つです。顎変形症の手術では、上下の顎骨をどの方向にどれだけ動かすかを事前に計画し、模型の上で手術後の咬合を再現して確かめます。神経や歯根の位置の確認は、手術の安全性を高めます。
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