22歳の女性。人前で話すときなど緊張したときに、口の中がねばねばして渇くと話す。…
22歳の女性。人前で話すときなど緊張したときに、口の中がねばねばして渇くと話す。唾液の分泌と自律神経の関係について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 交感神経を遮断する薬を飲むと、唾液の分泌が止まって口が乾燥する。口の乾燥を起こしやすいのは、副交感神経の働きを抑える薬です。
- ⑵ 唾液腺の分泌は、主に血液中の甲状腺ホルモンの濃度によって調節されている。唾液の分泌は主に自律神経によって調節されています。
- ⑶ 安静にしているときの唾液は、その大部分が舌下腺から分泌されている。安静時の唾液は顎下腺からの分泌が最も多くを占めます。
- ⑷ 交感神経が刺激されると、たんぱく質を多く含む少量の粘稠な唾液が出る。交感神経の刺激では、少量で粘りけのある唾液が分泌されます。
- ⑸ 副交感神経が刺激されると、水分の多いさらさらした唾液が多量に出る。副交感神経の刺激では、漿液性の唾液が多量に分泌されます。
解説
正しいのは、交感神経の刺激でたんぱく質に富む少量の粘稠な唾液が出ること、副交感神経の刺激で水分の多い唾液が多量に出ることの2つです。唾液腺は両方の自律神経の支配を受けますが、分泌量を大きく増やすのは副交感神経です。緊張すると交感神経が優位になり、唾液が少なく粘るため口が渇いて感じます。安静時は顎下腺、刺激時は耳下腺の分泌の割合が大きくなります。
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