80歳の男性。脳梗塞の後、食事中のむせが増え、とくに水やお茶を飲むときにむせやす…
80歳の男性。脳梗塞の後、食事中のむせが増え、とくに水やお茶を飲むときにむせやすい。自宅で食事を準備する家族に、食事の工夫を説明することになった。説明として適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 疲れないよう、食事はなるべく急いで短い時間で済ませるように声をかける。急いで食べると一口の量が増えて飲み込みが追いつかず、誤嚥の危険が高まります。
- ⑵ 水やお茶には、とろみを付けて、のどを流れる速さをゆっくりにする。さらさらした液体は速く流れて誤嚥しやすいため、とろみで流れを遅くします。
- ⑶ 細かく刻むよりも、やわらかく煮て、口の中でまとまりやすい形にする。細かく刻んだだけの食べ物は口の中でばらけて誤嚥しやすく、まとまる形態が適しています。
- ⑷ あおむけに寝て、頭を後ろへ反らせた姿勢で食べるように介助する。頭を後ろへ反らせると気道が開いて食べ物が気管へ入りやすくなります。
- ⑸ 飲み込みやすいよう、水分はとろみを付けずに、さらさらのまま出す。さらさらした液体は飲み込みの準備が整う前にのどへ流れ込み、むせやすくなります。
解説
適切なのは、水やお茶にとろみを付けること、細かく刻むよりもやわらかくまとまりやすい形にすることの2つです。飲み込みの働きが落ちると、さらさらした液体はのどを速く流れ、飲み込む準備が整う前に気管へ入りやすくなります。また細かく刻んだ食べ物は口の中でばらけて、残った粒を誤嚥しやすくなります。食事は上体を起こして顎を軽く引いた姿勢で、一口を少なくしてゆっくり食べることが大切です。
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