歯科医師が、地域の住民向けに日本人の食事摂取基準を使って塩分のとり方を説明するこ…
歯科医師が、地域の住民向けに日本人の食事摂取基準を使って塩分のとり方を説明することになった。成人の食塩相当量として示されている「男性7.5g未満、女性6.5g未満」という値の指標の性格として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 十分な科学的根拠が得られないため、良好な状態を保てる量の目安として示されている。根拠が不十分なときに示すのは目安量で、この値の指標とは異なります。
- ⑵ 集団の半数の人が必要量を満たすと推定される摂取量として、算定されている。半数の人が必要量を満たす量は推定平均必要量で、7.5gや6.5gよりずっと少ない値です。
- ⑶ 過剰にとったときの健康障害を避けるために、超えてはならない量として示されている。過剰摂取による健康障害を避けるための指標は耐容上限量で、食塩には設定されていません。
- ⑷ 生活習慣病の発症を予防するために、当面の目標とすべき摂取量として示されている。この値は、高血圧などの生活習慣病の予防を目的とした目標量です。
- ⑸ 集団のほとんどの人が必要量を満たすと推定される摂取量として、算定されている。ほとんどの人が必要量を満たす量は推奨量で、この値の指標とは異なります。
解説
最も適切なのは、生活習慣病の発症を予防するために当面の目標とすべき摂取量として示されていることです。日本人の食事摂取基準では、栄養素ごとに目的の異なる指標が示されています。不足を避けるための推定平均必要量、推奨量、目安量、過剰を避けるための耐容上限量、生活習慣病の予防のための目標量があります。成人の食塩相当量の男性7.5g未満、女性6.5g未満は目標量で、多くの人はこれより多くとっています。
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