ソクマル歯科医師

8歳の男児。脳性麻痺があり、胃食道逆流症で治療を受けている。乳臼歯の咬合面と上顎…

8歳の男児。脳性麻痺があり、胃食道逆流症で治療を受けている。乳臼歯の咬合面と上顎の歯の口蓋側面のエナメル質が広く滑らかに失われ、象牙質が露出している。歯垢の付着は少なく、軟化した齲窩や着色はない。1年前の健診ではこれらの歯に異常はなかった。この歯の変化の主な原因として最も考えられるのはどれか。

解説

逆流した胃酸が繰り返し口腔内に入り、歯面を化学的に溶かしたことが最も考えられます。細菌の関与なしに酸で歯が溶ける変化を酸蝕症といい、胃食道逆流症では胃酸の当たりやすい上顎の歯の口蓋側面や臼歯の咬合面に、滑らかで光沢のある広い欠損が生じます。脳性麻痺のある小児では胃食道逆流が起こりやすく、乳歯はエナメル質が薄いため象牙質まで早く達します。主治医と連携し、フッ化物の応用で歯面を守ります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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