ソクマル歯科医師

58歳の女性。下顎右側第二小臼歯は数年前に根管治療を受け、金属のポストと冠が装着…

58歳の女性。下顎右側第二小臼歯は数年前に根管治療を受け、金属のポストと冠が装着されている。最近、頬側の歯肉が腫れた。頬側の中央の1か所だけに深さ10mmの狭い歯周ポケットがあり、ほかの部位は3mmである。エックス線写真では、歯根に沿って細長い透過像がみられる。最も考えられる病態はどれか。

解説

歯根が縦に割れた垂直歯根破折が最も考えられ、保存が難しいことが多い状態です。ポストが装着された失活歯では、咬合力がポストからくさびのように歯根に伝わり、縦に破折することがあります。破折線に沿って細菌が入るため、1か所に限局した狭く深い歯周ポケットや、歯根に沿う細長い透過像が現れます。破折線が根尖まで及ぶものは保存が難しく、抜歯となることが多いため、ポストの設計にも注意が必要です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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