歯髄保存療法と使用する材料・医薬品の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
歯髄保存療法と使用する材料・医薬品の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 間接覆髄法 ― MTA セメントMTAセメントは主に直接覆髄法や生活断髄法に用い、間接覆髄法の代表的な材料ではありません。
- ⑵ 生活断髄法 ― 水酸化カルシウム製剤断髄面に水酸化カルシウム製剤を貼付し、デンティンブリッジの形成を促します。
- ⑶ 直接覆髄法 ― タンニン・フッ化物合剤配合ポリカルボキシレートセメントタンニン・フッ化物合剤配合ポリカルボキシレートセメントは間接覆髄に用い、露髄面への直接覆髄には用いません。
- ⑷ 暫間的間接覆髄法 ― テトラサイクリン塩酸塩暫間的間接覆髄法には水酸化カルシウム製剤などを用い、テトラサイクリンは用いません。
- ⑸ 歯髄鎮痛消炎療法 ― 酸化亜鉛ユージノールセメントユージノールの鎮痛・消炎作用を利用して、可逆性の歯髄炎症状を抑えます。
解説
正解は⑵と⑸です。生活断髄法では、冠部歯髄を除去した後の断髄面に水酸化カルシウム製剤(またはMTAセメント)を貼付し、デンティンブリッジの形成を促します。歯髄鎮痛消炎療法では、酸化亜鉛ユージノールセメントのユージノールの鎮痛・消炎作用を利用して仮封し、可逆性の歯髄炎症状を抑えます。間接覆髄法にはタンニン・フッ化物合剤配合ポリカルボキシレートセメントなどを用い、MTAセメントは主に直接覆髄や断髄に用います。テトラサイクリンは暫間的間接覆髄法の薬剤ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成