ソクマル歯科医師

8歳の男児。2日前に転倒して上顎右側中切歯を打撲した。歯の破折と動揺はなく、エッ…

8歳の男児。2日前に転倒して上顎右側中切歯を打撲した。歯の破折と動揺はなく、エックス線検査では歯根の形成が途中で、根尖は開いていると読影された。電気歯髄診では反応がみられなかった。この検査結果の扱いとして適切なのはどれか。

解説

歯髄壊死と決めつけず、時期をおいて再検査するのが適切です。電気歯髄診は神経線維の反応をみる検査で、根未完成の歯では神経の発達が十分でなく、外傷直後には一時的に反応が消えることがあるため、生きた歯髄でも反応しない場合があります。早まって抜髄すると歯根の発育が止まります。測定は歯面を防湿・乾燥して行い、反対側同名歯や隣在歯と比べて判断します。閾値から炎症の強さを知ることはできません。
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