ソクマル医師

72 歳の男性。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉で療養中である。会話による意思疎通は…

72 歳の男性。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉で療養中である。会話による意思疎通は可能である。呼吸機能が悪化し人工呼吸器の装着が必要な状況であるが、本人は家族に迷惑をかけることを危惧して装着を希望していない。妻は人工呼吸器を装着して欲しいと考えているが、子どもたちは熟慮の末、装着しなくてよいと考えている。今後の対応で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑸です。ALS患者の人工呼吸器装着は生命に直結する重大な意思決定であり、意思疎通が可能な本人の意向が最も尊重されるべきです。ただし本人の拒否の理由が家族への負担の懸念である場合は、介護支援や社会資源の活用で解消できる可能性があります。厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に基づき、本人を中心に家族と医療・ケアチームが繰り返し話し合い、合意形成を図ることが最も適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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