共同意思決定〈シェアードディシジョンメイキング〉の説明で正しいのはどれか。
共同意思決定〈シェアードディシジョンメイキング〉の説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 医療者が最善と考えた方針を説明し同意を得る。医療者が決めた方針への同意を得るもので、従来のインフォームド・コンセントの考え方です。
- ⑵ 医療者が提供した選択肢から患者が選択する。患者に選択を委ねるだけでは、医療者と共に決める過程になっていません。
- ⑶ 医療者と患者がともに最善の方法を探る。医療者と患者が情報と価値観を共有し、ともに最善の方法を探るのが共同意思決定です。
- ⑷ インフォームド・コンセントと同義である。インフォームド・コンセントとは異なる概念で、同義ではありません。
- ⑸ 患者の経過が確実に予測できる場合に適している。最善の選択肢が不確実な場合に特に適しています。
解説
正解は⑶です。共同意思決定(シェアードディシジョンメイキング)は、医療者が医学的な情報やエビデンスを提供し、患者が自分の価値観、希望、生活状況を伝え、両者が対話を重ねながらともに最善の方法を探って意思決定するプロセスです。特に、選択肢が複数あって最善の方法が一つに定まらない場合や、経過の予測が不確実な場合に適しています。医療者の方針に同意を得るインフォームド・コンセントとは異なる概念です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成