肝内胆管癌のリスクファクターはどれか。3 つ選べ。
肝内胆管癌のリスクファクターはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 飲酒飲酒は肝細胞癌の危険因子ですが、本問では肝内胆管癌のリスクファクターとして挙げられていません。
- ⑵ 肝内結石肝内結石症は胆管の慢性炎症を介して肝内胆管癌のリスクとなります。
- ⑶ 経口避妊薬経口避妊薬は肝細胞腺腫の危険因子で、肝内胆管癌のリスクファクターではありません。
- ⑷ 塩素系有機溶剤1,2-ジクロロプロパンなどの塩素系有機溶剤への曝露は、職業性胆管癌の原因となります。
- ⑸ 原発性硬化性胆管炎原発性硬化性胆管炎は胆管の慢性炎症により胆管癌を高率に合併します。
解説
正解は⑵と⑷と⑸です。肝内胆管癌(胆管細胞癌)のリスクファクターには、胆管の慢性炎症をきたす肝内結石症、原発性硬化性胆管炎、膵・胆管合流異常、肝吸虫症などがあります。また、印刷工場で使用された1,2-ジクロロプロパンやジクロロメタンなどの塩素系有機溶剤への職業性曝露による胆管癌の多発が明らかになり、労災として認定されました。B型・C型肝炎ウイルス感染もリスクとされます。経口避妊薬は肝細胞腺腫の危険因子として知られています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成