胆囊癌を示唆する胆囊の超音波検査所見はどれか。
胆囊癌を示唆する胆囊の超音波検査所見はどれか。
- ⑴ 胆石胆石は胆嚢癌の合併が多い危険因子ですが、癌の存在を示す所見ではありません。
- ⑵ 肝床部浸潤胆嚢壁を越えて肝実質へ浸潤する像は悪性腫瘍を強く示唆する所見です。
- ⑶ 多発小隆起多発する小隆起はコレステロールポリープに典型的で、良性を示唆します。
- ⑷ 有茎性病変有茎性の小隆起性病変はコレステロールポリープなど良性病変に多い所見です。
- ⑸ 胆囊壁石灰化壁石灰化(陶器様胆嚢)は癌の危険因子とされますが、癌そのものを示す所見ではありません。
解説
正解は⑵です。胆嚢癌の超音波所見としては、広基性で10mm以上の隆起性病変、不整な壁肥厚、層構造の破綻、そして肝床部への浸潤像が重要です。肝床部浸潤は癌が胆嚢壁を越えて肝実質に直接進展していることを示し、癌を強く示唆します。胆石や陶器様胆嚢(壁石灰化)は胆嚢癌の危険因子として知られますが、それ自体は癌を示す所見ではありません。多発小隆起や有茎性病変はコレステロールポリープを示唆します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成