主に湿性咳嗽をきたす疾患はどれか。
主に湿性咳嗽をきたす疾患はどれか。
- ⑴ 咳喘息気道過敏性による乾性咳嗽が主症状です。
- ⑵ 間質性肺炎痰を伴わない乾性咳嗽が典型的です。
- ⑶ 感染後咳嗽上気道感染後に遷延する咳嗽で、乾性咳嗽が主体です。
- ⑷ 胃食道逆流症胃酸の逆流による咳で、乾性咳嗽が主体です。
- ⑸ 副鼻腔気管支症候群慢性副鼻腔炎と下気道の慢性炎症により、膿性痰を伴う湿性咳嗽をきたします。
解説
正解は⑸です。副鼻腔気管支症候群は、慢性副鼻腔炎に慢性気管支炎、気管支拡張症、びまん性汎細気管支炎などの下気道の慢性炎症を合併する病態で、膿性痰を伴う湿性咳嗽が主症状です。後鼻漏を伴うことも多く、治療にはマクロライド少量長期療法が用いられます。咳喘息、間質性肺炎、感染後咳嗽、胃食道逆流症は、いずれも痰を伴わないか少ない乾性咳嗽を主にきたす疾患です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成