高齢者の入浴中の事故の予防で正しいのはどれか。
高齢者の入浴中の事故の予防で正しいのはどれか。
- ⑴ 食後に入浴する。食後は消化管への血流増加で血圧が下がりやすく、入浴は食直後を避けるのが望ましいです。
- ⑵ 深夜に入浴する。家族が寝ていて異変に気づきにくく、疲労もあるため深夜の入浴は避けるべきです。
- ⑶ 浴槽から出た後は体を冷やす。急な冷却は血管を収縮させ血圧を急上昇させるため、体を冷やさないようにします。
- ⑷ 気温が高い時期の入浴を避ける。事故は寒い冬季に多く発生します。避けるべきは寒い時期の温度差です。
- ⑸ 居室と脱衣所の温度差をなくす。温度差による血圧変動(ヒートショック)を防ぐ最も基本的な予防策です。
解説
正解は⑸です。高齢者の入浴中の事故はヒートショック(急な温度変化による血圧の大きな変動)が主な原因で、居室・脱衣所・浴室の温度差をなくすことが基本的な予防策です。食後や飲酒後は血圧低下を起こしやすく、深夜の入浴も発見が遅れるため避けます。浴槽から出た後に体を冷やすと血圧が急上昇します。事故は気温の低い冬季に多いので、暑い時期を避けるという考え方は逆です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成