コミュニティ・エンパワメントの考え方に沿った進め方はどれか。
コミュニティ・エンパワメントの考え方に沿った進め方はどれか。
- ⑴ 専門職が課題を見立て、必要な取り組みを住民に実行してもらう形をとる。決める主体が専門職になり、住民が力をつける過程が生まれません。
- ⑵ 力のある団体を中心に据え、ほかの住民には結果を知らせていく。一部の団体に決定が偏ると、参加できない住民との差が広がります。
- ⑶ 住民が自分たちで課題を選び、解決の道筋を決める過程を保健師が支える。決める主体を住民に置き、その過程を支えることが基本の形です。
- ⑷ 成果が数で示せる取り組みに絞り、短い期間で結論を出していく。数で測れる成果に絞ると、関係づくりのような時間のかかる変化が落ちます。
解説
正解は⑶です。コミュニティ・エンパワメントとは、住民が自分たちで課題を見つけ、解決の道筋を選び、実行していく力を高めていく過程を指します。保健師の役目は、決めることを代わりに行うのではなく、話し合いの場を整え、情報を渡し、進み具合を一緒に振り返ることです。専門職や一部の団体が決める形では、この過程が生まれません。
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