食品成分に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
食品成分に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ β-カロテンは、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれており、生体内でビタミンAに変換される。β-カロテンは緑黄色野菜に含まれ、生体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAです。
- ⑵ アントシアニンは、ブドウの果皮などに含まれており、メラニンの生合成を促進する作用がある。アントシアニンは抗酸化作用や目の機能に関わるとされる色素で、メラニン生合成を促進しません。
- ⑶ クロロゲン酸は、コーヒーに含まれる苦味成分であり、脂肪の燃焼を促進する作用がある。クロロゲン酸はコーヒーの苦味に関わるポリフェノールで、脂肪燃焼を促進する作用が知られています。
- ⑷ ラクトトリペプチドは、アンジオテンシン変換酵素を活性化し、血圧を上昇させる作用がある。ラクトトリペプチドはACEを阻害し、血圧を低下させる作用をもちます。
- ⑸ グルコサミンは、膵リパーゼを阻害し、血中の中性脂肪値を低下させる作用がある。グルコサミンは関節軟骨の成分で、膵リパーゼの阻害作用はありません。
解説
正解は⑴と⑶です。β-カロテンはニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるプロビタミンAで、小腸などで開裂されてビタミンA(レチナール)に変換されます。クロロゲン酸はコーヒーに含まれるポリフェノールで苦味に関与し、脂肪の燃焼を促進する作用を表示した機能性表示食品もあります。アントシアニンは目の疲労軽減などがうたわれる色素で、メラニン生合成の促進作用はありません。ラクトトリペプチドはACEを阻害して血圧を下げ、グルコサミンは関節の健康に関わる成分で、膵リパーゼ阻害作用はありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成