リボソーム RNA(rRNA)、トランスファー RNA(tRNA)及びメッセンジ…
リボソーム RNA(rRNA)、トランスファー RNA(tRNA)及びメッセンジャーRNA(mRNA)に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ rRNA は、原核細胞と真核細胞の間で長さと配列が全く同じである。rRNAは原核細胞と真核細胞で沈降係数や長さ、配列が異なります。
- ⑵ rRNA の中には、ペプチド転移反応を触媒するものがある。大サブユニットのrRNAはペプチド転移反応を触媒するリボザイムとして働きます。
- ⑶ tRNA は、rRNA や mRNA に比べると塩基長が短い。tRNAは約70〜90塩基と短く、rRNAやmRNAより塩基長が短いです。
- ⑷ mRNA の 3' 末端には、キャップ構造が付加されている。キャップ構造は5′末端に付加され、3′末端にはポリA尾部が付加されます。
- ⑸ mRNA は、構成塩基としてチミンを含む。mRNAはチミンではなくウラシルを構成塩基として含みます。
解説
正解は⑵と⑶です。リボソームの大サブユニットのrRNA(原核生物の23S rRNAなど)は、ペプチド結合の形成(ペプチド転移反応)を触媒するリボザイムとして働きます。tRNAは約70〜90塩基と短く、rRNAやmRNAに比べて塩基長が短いのが特徴です。rRNAは原核細胞(16S、23S、5S)と真核細胞(18S、28S、5.8S、5S)で長さや配列が異なります。mRNAのキャップ構造は5′末端に付加され、3′末端にはポリA尾部が付きます。RNAはチミンではなくウラシルを含みます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成