亜急性脊髄視神経症(subacute myelo-optico-neuropat…
亜急性脊髄視神経症(subacute myelo-optico-neuropathy)を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか。1つ選べ。
- ⑴ サリドマイドサリドマイドは妊婦の服用によりアザラシ肢症などの胎児障害を生じた薬害です。
- ⑵ クロロキンクロロキンは長期服用により網膜症を生じた薬害です。
- ⑶ キノホルムキノホルムは整腸剤として使われ、亜急性脊髄視神経症(スモン)を多発させた薬害の原因薬です。
- ⑷ ソリブジンソリブジンはフルオロウラシル系抗がん薬との相互作用で重篤な骨髄抑制による死亡を起こしました。
- ⑸ ペニシリンペニシリンはアナフィラキシーショックによる死亡事例で知られますが、スモンとは無関係です。
解説
正解は⑶です。キノホルムは整腸剤として広く使われていましたが、1960年代を中心に亜急性脊髄視神経症(スモン)を多発させ、下肢のしびれや視力障害などを生じました。スモン訴訟をきっかけに、1979年に医薬品副作用被害救済制度の創設や薬事法改正が行われました。サリドマイドはアザラシ肢症などの胎児障害、クロロキンは網膜症、ソリブジンはフルオロウラシル系薬との相互作用による死亡例、ペニシリンはショック死の原因となった薬害・副作用事例です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成