フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の治療に用いられるのはどれか。1つ選…
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の治療に用いられるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ ゲフィチニブゲフィチニブはEGFRチロシンキナーゼ阻害薬で、EGFR遺伝子変異陽性肺がんに用いられます。
- ⑵ クリゾチニブクリゾチニブはALK・ROS1阻害薬で、ALK融合遺伝子陽性肺がんなどに用いられます。
- ⑶ ダサチニブダサチニブはBCR-ABL阻害薬で、フィラデルフィア染色体陽性ALLの治療に用いられます。
- ⑷ セリチニブセリチニブはALK阻害薬で、ALK融合遺伝子陽性肺がんに用いられます。
- ⑸ ルキソリチニブルキソリチニブはJAK1/2阻害薬で、骨髄線維症や真性多血症に用いられます。
解説
正解は⑶です。フィラデルフィア染色体は9番と22番染色体の相互転座で生じ、BCR-ABL融合遺伝子が恒常的に活性化したチロシンキナーゼを産生します。ダサチニブはBCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬で、慢性骨髄性白血病に加えフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病にも用いられます。ゲフィチニブはEGFR、クリゾチニブはALK/ROS1、セリチニブはALKの阻害薬で主に非小細胞肺がんに、ルキソリチニブはJAK阻害薬で骨髄線維症などに用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成