24 歳女性。陸上競技者。日本で行われる国際大会に出場予定であるが、大会出場の重…
24 歳女性。陸上競技者。日本で行われる国際大会に出場予定であるが、大会出場の重圧で鼻詰まり症状が出たり、おなかの調子が悪くなることがあった。そのためこの女性は明日から始まる大会に向けて所属チームのスポーツファーマシストに一般用医薬品の購入について相談した。この女性に推奨できる一般用医薬品に含まれる成分はどれか。2つ選べ。
- ⑴ ブチルスコポラミン臭化物ブチルスコポラミン臭化物は腹痛を和らげる抗コリン成分で、ドーピング禁止物質ではありません。
- ⑵ ホミカホミカはストリキニーネを含み、ストリキニーネは競技会時に禁止される興奮薬に当たるため推奨できません。
- ⑶ マオウマオウにはエフェドリン類が含まれ、競技会時に禁止される興奮薬に当たるため推奨できません。
- ⑷ ロラタジンロラタジンは鼻症状を和らげる第二世代抗ヒスタミン成分で、ドーピング禁止物質ではありません。
- ⑸ プソイドエフェドリンプソイドエフェドリンは尿中濃度が一定値を超えると競技会時の禁止対象となる興奮薬で、推奨できません。
解説
正解は⑴と⑷です。国際大会に出場する競技者は、世界アンチ・ドーピング規程の禁止表に掲載された物質を含む医薬品を避ける必要があります。ブチルスコポラミン臭化物は腹痛に用いる抗コリン成分で、ロラタジンは鼻症状に用いる第二世代抗ヒスタミン成分であり、いずれも禁止物質ではありません。マオウ(エフェドリン類を含む)やプソイドエフェドリンは興奮薬として競技会時に禁止されています。ホミカはストリキニーネを含み、これも競技会時の禁止物質に当たるため推奨できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成