シクロスポリン点眼液が使用される眼疾患はどれか。1つ選べ。
シクロスポリン点眼液が使用される眼疾患はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 白内障白内障は水晶体の混濁で、治療は手術が中心です。シクロスポリン点眼は用いません。
- ⑵ 春季カタル免疫抑制作用で重症アレルギー性結膜疾患の春季カタルを改善するので正答です。
- ⑶ 感染性角膜炎感染性角膜炎には抗菌薬や抗真菌薬などを用い、免疫抑制薬は悪化させるおそれがあります。
- ⑷ 加齢黄斑変性加齢黄斑変性には抗VEGF薬の硝子体内注射などを用います。
- ⑸ 緑内障緑内障には眼圧を下げるプロスタグランジン関連薬やβ遮断薬の点眼などを用います。
解説
正解は⑵です。シクロスポリン点眼液は、カルシニューリンを阻害してT細胞からのサイトカイン産生を抑える免疫抑制薬の点眼剤で、抗アレルギー薬で効果が不十分な春季カタルに用いられます。春季カタルは重症のアレルギー性結膜疾患で、上眼瞼結膜の巨大乳頭や角膜障害を伴うことがあります。同じカルシニューリン阻害薬のタクロリムス点眼液も春季カタルに用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成