ソクマル薬剤師

バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性を、ゼータ電位と平均粒子径から評価した。下…

バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性を、ゼータ電位と平均粒子径から評価した。下図の異なるpH における結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、一次粒子の粒子径はpH により変化せず、温度は一定とする。また、粒度分布は一峰性で十分小さく、粒子の凝集は可逆的とする。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴と⑵です。ゼータ電位は粒子表面の実効的な電荷の目安で、絶対値が大きいほど静電反発により分散が安定します。図の説明から、pH 2付近ではゼータ電位が正で粒子は正に帯電し、pH 5付近でゼータ電位がほぼ0となって反発が失われ、平均粒子径が最大、つまり最も凝集しやすい状態です。pHが高くなると電位は負に大きくなり、再び分散します。塩を加えると電気二重層が圧縮されて反発が弱まり、凝集しやすくなる点も重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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