水性懸濁液中の粒子の分散安定性を高めるために添加される半合成高分子はどれか。1つ…
水性懸濁液中の粒子の分散安定性を高めるために添加される半合成高分子はどれか。1つ選べ。
- ⑴ ポビドンポビドン(ポリビニルピロリドン)は合成高分子で、半合成高分子ではありません。
- ⑵ メタクリル酸コポリマーメタクリル酸コポリマーは合成高分子で、主に腸溶性コーティング剤として用いられます。
- ⑶ アルブミンアルブミンは天然のタンパク質で、半合成高分子ではありません。
- ⑷ カルメロースナトリウムセルロース誘導体の半合成高分子で、懸濁化剤として粘性付与と粒子の凝集防止に働きます。
- ⑸ アラビアゴムアラビアゴムは植物由来の天然高分子で、半合成高分子ではありません。
解説
正解は⑷です。カルメロースナトリウム(カルボキシメチルセルロースナトリウム)は、天然のセルロースを化学的に修飾して得られる半合成高分子です。水に溶けて粘性を高め、粒子の沈降を遅らせるとともに粒子表面に吸着して凝集を防ぐため、懸濁化剤として水性懸濁液の分散安定性を高めます。高分子は天然・半合成・合成に分類され、選択肢をこの観点で区別することが問題の要点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成