パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なのはどれか。…
パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。自己像と他者から見える姿が一致している状態は、自己開示や自己一致に関する概念で、ハロー効果ではありません。
- ⑵ 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する。好ましい(好ましくない)特徴に引きずられて他の特徴も高く(低く)評価するのがハロー効果です。
- ⑶ 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。最初に提示された情報が全体の印象を方向づけるのは初頭効果です。
- ⑷ 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。最後に得られた情報が全体の印象に強く影響するのは新近効果(親近効果)です。
- ⑸ 個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。経験からある特性と別の特性を結びつけて推測するのは暗黙のパーソナリティ理論で、ハロー効果とは異なります。
解説
正解は⑵です。ハロー効果(後光効果)は、ある人が好ましい(または好ましくない)特徴を一つもっていると、その印象に引きずられて、関係のない他の特徴まで高く(または低く)評価してしまう認知の歪みです。例えば外見が良い人を能力も高いと判断する傾向です。最初の情報が全体の印象を方向づけるのは初頭効果、最後の情報が影響するのは新近効果、経験から特性同士を結びつけるのは暗黙のパーソナリティ理論などとして説明されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成