予防接種が勧奨されている子宮頸がんのリスク要因はどれか。1つ選べ。
予防接種が勧奨されている子宮頸がんのリスク要因はどれか。1つ選べ。
- ⑴ ヒト単純ヘルペスウイルス単純ヘルペスウイルスは性器ヘルペスの原因ですが、子宮頸がんの主要な原因ではなく、ワクチンもありません。
- ⑵ 梅毒トレポネーマ梅毒トレポネーマは梅毒の原因菌で、子宮頸がんの主要なリスク要因ではなく、予防接種もありません。
- ⑶ クラミジア・トラコマチスクラミジア・トラコマチスは性器クラミジア感染症の原因で、不妊の原因にはなりますが、予防接種の対象ではありません。
- ⑷ ヒトパピローマウイルス高リスク型HPVの持続感染は子宮頸がんの主な原因で、HPVワクチンの定期接種が勧奨されています。
- ⑸ 淋菌淋菌は淋病の原因菌で、子宮頸がんの主要なリスク要因ではなく、予防接種もありません。
解説
正解は⑷です。子宮頸がんの大部分は、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)、特に16型・18型などの高リスク型の持続感染が原因となります。そのため日本ではHPVワクチンが定期接種の対象となっており、令和4年度からは積極的勧奨が再開されています。単純ヘルペスウイルス、梅毒トレポネーマ、クラミジア・トラコマチス、淋菌はいずれも性感染症の病原体ですが、子宮頸がんの主なリスク要因として予防接種が勧奨されているものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成